柑橘類の植物を育てていると、アゲハ蝶が卵を産み付け、幼虫による被害が懸念されますよね。
そこで、この幼虫の被害を受けないために、どうしたら柑橘類の木に幼虫が集まらなくなるのでしょうか。
幼虫を駆除するための対策を調べてみました。
アゲハ蝶の幼虫を駆除する対策は?
アゲハ蝶は、柑橘類の木を選んで産卵するそうです。
特に、若い柔らかい葉を選んで卵を産み付けます。
その卵が孵化し、幼虫となり、葉を食べる被害が発生します。
そのため、まず葉に卵を産ませない対策が必要になります。
防虫ネットというネットを木にかけてあげます。
そうすることで、成虫のアゲハ蝶が卵を産み難くなります。
葉に止まらなくては産卵ができないので、葉に止まらせないようにすることが目的です。
しかし、全てを防げるわけではありません。
どうしても幼虫が発生してしまったら、ピンセットなどを使い、一匹ずつ取っていくのが最も確実な方法のようです。
しかし、規模が大きく、木の本数も多い場合には、一匹ずつとっていくのは限界があるでしょう。
そこで農薬を散布するという方法があります。
アゲハ蝶の幼虫に農薬は効くの?
農薬はいったいどのようなものが良いのでしょうか。
春から夏にかけては、オストランなどの浸透移行性の薬剤が良いそうです。
3ヶ月に2回程度地面に散布して、様子を見るそうです。
実が付いているような時期には、幼虫専用のトアローがあるそうなので、そちらを散布すると良いそうです。
しかしながら、農薬も完全ではないため、定期的にチェックし、発見したときはピンセットなどで除去する必要があるそうです。
まとめ
柑橘類の木に、アゲハ蝶の幼虫が付いてしまうことはとても多いですよね。
そこで、何とかして木を守ってあげたくなります。
そんなとき、防虫ネットでまずは予防をしておいて、それでも付いてしまったときには、農薬とピンセットなどによる除去が必要なようです。
農薬もある程度の効果が期待できますが、完全ではないため、定期的にチェックを行い、幼虫を見つけたら除去という作業が必要なようです。