成長した姿が大きく美しいモンキアゲハ。

モンキアゲハは基本的に暖地で育つチョウであるため、寒いところで育ったモンキアゲハより暖かいところで育ったモンキアゲハの方が大きく、色も鮮やかに出るということが一般的に知られています。

モンキアゲハは様々な花の蜜を吸いますが、地面で水を吸う姿もとても特徴的です。

完全変態の性質をもつモンキアゲハは幼虫の頃、餌はなにを食べているのでしょうか?

今回はモンキアゲハの幼虫の餌や食草は何であるか、ご紹介します。

モンキアゲハ 幼虫 餌

モンキアゲハの幼虫の餌は?

孵化したばかりのモンキアゲハの幼虫は、カラスザンショウであれば高いところにある柔らかい枝の新芽や若葉を食べるそうです。

餌を大量に食べますが、しおれたものは食べない傾向にありますので、落葉した葉っぱを与える場合は時間の経ったものよりなるべく落葉したてのものを選ぶようにしましょう。

新鮮な餌を採取できる環境であれば飼育は難しくないと思いますが、カラスザンショウの場合は枝を拾ってきて水にさしても吸い上げが悪いそうで、新鮮な状態をキープしておくのは難しいかもしれません。

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モンキアゲハの食草はなに?

モンキアゲハの主食の食草はミカン科の落葉樹である「カラスザンショウ」だそうです。

しかしカラスザンショウは基本的に暖地中心に自生しているそうで、カラスザンショウの木がないところでは栽培されている「ミカンの葉」などを主食として食べていることも多いのだそうです。

カラスザンショウは落葉樹であるため、葉がない期間もあります。

その場合はミカンの葉っぱをわけていただいてもいいですね。

ただし、必ず無農薬のものにしてください!

他には「イヌザンショウ」などのサンショウ類や「カラタチ」などを食べるそうですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はモンキアゲハの幼虫の餌や食草は何であるかについてまとめてみました。

モンキアゲハの食草はミカン科の落葉樹である「カラスザンショウ」や「栽培されているミカンの葉」などが主食で、新鮮なものを好み大量に食べるということがわかりました。

モンキアゲハは大きなチョウであるため、幼虫時代に思った以上に大量の餌を必要とします。

途中で餌を切らすことがないように、対策は考えておきましょう。

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