サトキマダラヒカゲとはジャノメチョウ亜科の一種で、北海道から九州まで広く生息している、日本人なら誰でも見たことがあると言っても過言ではないほど身近なチョウと言えるでしょう。

全体が褐色で4~5センチ程度のサイズ、ジャノメチョウ亜科の仲間よりも素早く、また不規則に飛行すると言われています。

止まるときには必ず翅を閉じるため、その眼状紋を見るには、飛んでいる時や捕まえてみるしかないようです。

「ヒカゲ」と名前が付いている通り、日向よりも、日陰を好む性質があるようです。

サトキマダラヒカゲの幼虫の食草はササ類やタケ類と言われ、竹やぶなどに行って竹の葉の裏などに卵を産み付けると言われています。

そんなサトキマダラヒカゲの幼虫について調べてみました。

サトキマダラヒカゲ 幼虫

サトキマダラヒカゲの幼虫はよく食べる?

サトキマダラヒカゲの幼虫は笹の葉や竹の葉を食べるようです。

卵や幼虫から飼育する場合、笹の葉や竹の葉と一緒に虫かごに入れると良いでしょう。

かなりの量の葉っぱを食べる為、少し多めに餌を用意しておくか、近くに笹や竹やぶなどがある場所を調べておくと良いでしょう。

また、孵化して蛹になるまで個体差もあるようですが、およそ2か月程度は幼虫として過ごすようなので、餌はしっかり用意しておく必要があるでしょう。

葉脈の部分は食べないようなので、適宜、葉っぱを取り換えてあげる必要があるようです。

蛹になって2週間程度で羽化するようです。

このサトキマダラヒカゲの幼虫は、ほかのチョウ類とは異なり、ちょっと変わった顔つきをしていると言われており、正面から見ると、まん丸の顔につぶらな瞳が猫のキャラクターのようで、とても可愛らしいと言われています。

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まとめ

サトキマダラヒカゲの幼虫は、顔つきが猫のぬいぐるみの様だと言われているようです。

正面から見ると、小さい突起が耳のように見えるようです。

初めは透明で、だんだんと色が褐色になるようです。

卵から育てる場合、孵化してからしばらくは、群衆で仲良く行動する習性があるようなので、そういったところも併せて、観察すると面白いかもしれません。

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