アゲハチョウが蛹になると、後は成虫になるのを待つだけですね。

暖かい季節なら、大体1~2週間程度で蝶となり羽ばたきます。

寒い時期にに蛹になったものはそのまま春まで越冬しますから、蝶となって飛び立つ姿を見るのには少し時間がかかります。

しかし、これもまた楽しみが増えていいものですね。

ここでは、アゲハチョウが蛹になる時期やその飼育法についてご紹介しています。

アゲハチョウ 蛹 時期 飼育

アゲハチョウの蛹の時期は?

アゲハチョウが蛹になるのは、卵から孵化して1週間程度で前蛹の時期を迎え、その後、1~3日程度たったころに蛹となります。

蛹の期間は季節にもよりますが、大体1~2週間程度です。

気温の低い寒い時期に蛹になったものは、蛹のまま越冬して気温が温かくなってきた春に蝶となります。

アゲハ蝶の飼育!蛹の時にはどうする?

アゲハ蝶は蛹になると餌を食べませんし、フンもしませんから、特別な世話は必要ありません。

ただ、冬などで乾燥が気になるようなら、時々飼育ケースの中に霧吹きなどで水分補給をしてあげるとよいでしょう。

蛹に当たらないように霧吹きしてみてください。

冬場の注意点としてもう1点、暖房した部屋にはおかないようにしましょう。

あまり暖かい部屋におておくとその気温の高さで春だと勘違いして蛹から出てきてしまいます。

冬に蝶になったものは外に離すと生きていけませんから、部屋で飼うことになってしまいます。

蝶を部屋で飼うのは難しいですし、蝶にとっても良いことではありませんから注意してみてくださいね。

また、寄生虫が蛹につくこともありますから、飼育ケースを防虫ネットで囲んでおきましょう。

そして、1匹ではなく何匹も飼っている場合には、蛹と蛹との間はある程度の距離をおくようにしておきます。

あまりにも近接しておくと、蝶になったときに翅が触れ合うことになり翅にキズがついてしまうことにもなります。

翅にキズがつくと、それが原因でうまく飛べなくなったりもしますから注意してくださいね。

アゲハ蝶の幼虫が蛹になると動きませんから、生きているのかどうなのか確認したくなりますが、蛹に触らずにそっと見守るようにしましょう。

蛹の表面に翅が透けて見えるようになったら、蝶となり出てくるのも間近です。

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まとめ

アゲハ蝶の幼虫が蛹になると動きませんから少し寂しいですが、やがて蝶となってその優美な姿を見せてくれます。

蛹の時期は、とにかくそっとして見守るようにしましょう。

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