ヒメジャノメの蛹の特徴とはどんなものでしょうか?

その生態とは?

一般に知られているチョウは、明るいイメージがありますが、蛇の目の蝶は茶色の地味なイメージがあります。

蛹はどのようなものでしょう?

調べてみました。

ヒメジャノメ 蛹

ヒメジャノメとは?幼虫は?蛹は?

日本全国の山村に生息する目玉模様の翅をもつ、茶色の蝶を見かけることがあると思います。

蛾と思っている人も多いと思いますが、チョウ目、タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属すチョウの一種です。

東アジア、東南アジア、日本、朝鮮半島、台湾、中国、ベトナム、タイ、ミャンマーに分布するヒメジャノメ。

山村などの低い所に見かけます。

翅に蛇の目模様があるのが特徴です。

地味な茶色の色をしていますので、蛾と間違う人も多い様です。

幼虫はネコ顔?

ヒメジャノメの幼虫がネコ顔という話題がありました。

体は緑色なのに、顔は黒いネコ顔で毛も生えています。

よく見ると可愛らしく人気になっているようです。

幼虫時期はイネ科植物を食べるため、害虫とされています。

幼虫で越冬し、次の年に成虫になると、他の蝶のように花の蜜に集まることはなく、腐った果物や樹液や獣糞を食料とします。

蛹は?

体長は16mmの緑色の蛹です。

前蛹は緑色の体に頭だけ黒いネコ顔です。

ネコが寝袋に入っているような感じです。

蛹化した時は緑一色で透明感があります。

その後模様が出てきます。

翅部分が白化し始め、前翅表眼状紋が確認できるようになります。

羽化後は5分程度で翅が伸びます。

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蝶と蛾

蝶と蛾の区別は、なかなか区別が難しいようです。

どちらも鱗翅目で、蛾が夜行性と言われますが、昼間に飛ぶ蛾もいます。

触角が蛾はくし型か尖っていると言われますが、それも全てには当てはまりません。

蛾は翅を広げて止まるのが多いようですが、タテハチョウの仲間は翅を広げて止まります。

嫌いな姿が蝶と言われていますが、それもすべてには当てはまりません。

蛾は胴体が太いと言われていますが、細い蛾もいます。

まとめ

ヒメジャノメの蛹は緑色一色で透明感があります。

その後模様が出てきます。

幼虫時期はネコ顔のキティちゃんが話題になったと話題になっています。

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