サトキマダラヒカゲとは日本全土に広く生息しているチョウの一種とされています。

翅は褐色で、眼状紋(がんじょうもん)と呼ばれる目玉を模した模様が翅に付いているようです。

大きさは4センチ程度で、都市部でも木々の多い公園などに行けば簡単に見つけられるような、珍しくないチョウと言われていますが、最近、卵から飼育する人々が増えているようです。

その理由と、飼育方法について調べてみました。

サトキマダラヒカゲ 飼育

サトキマダラヒカゲを飼育するには?

サトキマダラヒカゲの飼育は、他のチョウ類と同じく幼虫から育てる場合が多いようです。

幼虫から育てることで、蛹から成体に代わる神秘的な光景を目にすることが出来る、というの理由と、もう一つは幼虫の顔つきが愛らしいからという理由があるようです。

他のチョウ類の幼虫と比べ、顔が丸く、小さな突起が頭にふたつ付いており、それが猫のキャラクターのようだということから、愛らしいと言われているようです。

幼虫は人から譲ってもらったり、近くの公園などで見つけてきたり、後はインターネットのサイトで販売しているケースもあるようなので、様々な入手方法があると言えるでしょう。

幼虫は竹や笹の葉を食べるようなので、虫かごに笹の葉を入れておけば良いでしょう。

育て始める幼虫の大きさにもよりますが、およそ1か月~2か月ぐらいで蛹になるようです。

蛹になってから1週間程度で羽化するようです。

成体になると樹木などを餌とするため、ペットショップなどで売っている樹液を与えると良いでしょう。

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まとめ

サトキマダラヒカゲの飼育はそれほど難しくないようです。

幼虫から育てる場合は笹の葉を、成虫を飼育する場合は樹木を用意することを忘れないようにしましょう。

気を付けることは、幼虫の食欲だと言えるでしょう。

体の割にかなりの量の笹の葉を食べる為、少し多めの笹の葉を用意しておくか、身近の竹が生息している場所を抑えておくと良いでしょう。

また、幼虫の時はそれほど気にしなくても良いようですが、成体になると日陰を好むようになるため、ケースの中身の配置によっては全く姿を現さないこともあるようなので、そういったことも考慮しながら中身を配置しておくと良いでしょう。

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