皆さん、黒いアゲハ蝶の種類がどれだけいるかをご存知でしょうか?

アゲハ蝶は数多くいますが、その中でも黒いアゲハ蝶が飛んでいる姿を見た時は、ひと際目に止まりますし、つい目で追ってしまうような目立つ存在なのではないかと思います。

とはいえ、黒いアゲハ蝶と一言で言ってもその種類は沢山います。

代表的なものをあげると、翅の表が青や緑に輝くカラスアゲハ、カラスアゲハに似ていますが、異なる種類のミヤマカラスアゲハ、翅が引き延ばされたように細くスマートなオナガアゲハ、翅の付け根に赤い紋があるナガサキアゲハ、大きなアゲハ蝶で後ろ翅の白い紋が特徴のモンキアゲハ、腹部の横に赤い模様があるジャコウアゲハ、その他にも全体的に黒っぽい色をしたクロアゲハ等、複数種類があります。

これだけあげただけでも、沢山の種類がいるということをお分かりいただけるのではないでしょうか。

今回はその中でも、カラスアゲハについてご紹介したいと思います。

カラスアゲハ 種類

カラスアゲハはどんな種類?

カラスアゲハの漢字名は烏揚羽といい、チョウ目アゲハチョウ科に分類されます。

烏のように黒い体をしているからそう名付けられたのでしょうか。

個体差はありますが、前翅長約45~80mmでアゲハチョウ科の中でも大型となります。

先に少し述べましたが、カラスアゲハは、翅の表が青や緑色に輝いて見える美しいアゲハ蝶です。

輝きの強弱は見る角度によって微妙に変化するという、とても魅力的な翅を持っています。

オスには前翅に黒いビロード状の毛がありますが、メスにはありません。

また、メスはオスに比べて後翅の赤斑が目立つ特徴があります。

オスは、蝶道を作って飛び、暑い日には山間渓流の湿った砂地などで集団吸水する姿を見ることが出来ます。

都会には少なく、郊外で良く見られます。

見られる時期は4月~9月頃となります。

ツツジ、ヒガンバナ等の花の蜜が大好きなため、時期になれば花周辺で吸蜜をしている姿がよくみられると思います。

ある県では、準絶滅危惧種として評価もされている貴重な蝶です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

蝶の種類の多さもお分かりいただけたかと思いますが、カラスアゲハについてご紹介させていただきました。

普段あまり見る機会がないカラスアゲハですが、是非ご紹介した特徴を基に探してみてください!

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