皆様はモンキアゲハというチョウをご存知でしょうか?

大きく、とても美しいチョウの品種ですが、日本国内でも生息場所がある程度限られているため、もし直接見たことがないという方がいても不思議なことではありません。

では、モンキアゲハはどこに分布しているのでしょうか。

今回はモンキアゲハの分布・生息地についてご紹介します。

モンキアゲハ 分布

モンキアゲハの分布は?

モンキアゲハはインドや東南アジア、中国といった東洋圏に分布するチョウの品種で、とても大きいことが特徴です。

最大級のチョウのひとつとされるナガサキアゲハにも並ぶチョウです。

基本的に熱帯や亜熱帯地方に分布しており、朝鮮半島や日本が生息できるギリギリの地域と一般的に言われております。

モンキアゲハは亜種が多いチョウであると言われており、日本で見ることができるモンキアゲハは亜種の「P. h. nicconicolens Butler, 1881」なのだそうです。

日本で見られるモンキアゲハは、春よりも夏の方が大型に成長します。

熱帯に近い温度に近づくことで、本来持つ大型化の特徴が色濃く出されているのでしょうね。

日本国内全部で見ることができるわけではなく、東北以南に生息しており、近畿、中国、四国、九州地方の沿岸部でよく見ることができます。

一昔前は関東以南にしか分布していませんでしたが、環境に順応しているのか徐々に分布は拡大傾向にあり、新潟県や宮城県の沿岸部でも確認出来ているようです。

ただし北上するごとに内陸部で見ることができる確率は下がり長野県や群馬県ではほとんど見られないそうです。

しかし、このまま順調に分布を拡大することができれば長野県や群馬県の内陸部でもモンキアゲハの舞う姿を見ることができるようになるかもしれませんね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はモンキアゲハの分布・生息地についてまとめてみました。

モンキアゲハは熱帯や亜熱帯地域に生息するチョウで、日本でも比較的暖かい近畿、中国、四国、九州地方の沿岸部でよく見ることができるということがわかりました。

分布の拡大傾向にあるそうなので、いずれは各地で見られるようになれば嬉しいですね!

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