モンキアゲハの幼虫にそっくりな幼虫がいることはご存知でしょうか。

それは、「クロアゲハ」の幼虫です。

成虫になってしまえば、モンキアゲハは羽に大きな斑紋がありますが、クロアゲハにはないなど見分けも容易なのですが、幼虫の頃はびっくりするほど姿が似ています。

観察すればするほど謎が深まるモンキアゲハの幼虫。

今回は、モンキアゲハの幼虫の見分け方についてご紹介します。

モンキアゲハ 幼虫 見分け方

モンキアゲハの幼虫の見分け方は?

モンキアゲハとクロアゲハの幼虫はとても似ており、見分けが困難であるとされています。

モンキアゲハの幼虫は「腹部第6節目のV字型の模様が離れている」ということが決定的な違いであるようですが、モンキアゲハの幼虫には個体差も大きいようでV字模様にくっついて見える個体もいます。

他にはモンキアゲハの幼虫は大きいこと、V字模様の色合いがモンキアゲハの方が黒めで、クロアゲハは茶色が強めであるということなど、細かな違いがあるそうです。

しかし前述の通り、季節や個体差が大きいため多くの数のモンキアゲハを飼って、やっとなんとなく特徴が掴むことができるのだそうです。

最初のうちは観察すればするほどよくわからなくなっていくという状態に陥りがちでしょう。

ちなみに、蛹になったときにもモンキアゲハとクロアゲハには違いが生じるようです。

モンキアゲハの蛹は、体全体で急カーブを描くように激しく反り返り、蛹をつくります。

一方、クロアゲハの蛹はモンキアゲハよりも反り返りが緩やかな蛹をつくります。

体の模様よりも顕著な違いがあるため、幼虫時代にどうしても違いがわからなかった場合、蛹の反り返りも参考にしてみるといいですね。

あとは、羽化を楽しみに正解を待ちましょう!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、モンキアゲハの幼虫の見分け方についてまとめてみました。

モンキアゲハの幼虫は「腹部第6節目のV字型の模様が離れている」ということが決定的な違いではありますが、離れている個体もあればくっついている個体もいる…などと個体差が大きいということがわかりました。

蛹になればわかりやすいようですが、初心者の方だとわからないこともあるかもしれませんね。

でも、その分羽化した時の感動も深まっていいと思いませんか?

羽化を楽しみに育てるのもいいですよ!

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