アゲハチョウを卵から飼育するために、まずは卵を見つける必要がありますよね。
でも、アゲハチョウの卵ってどういうものなのでしょうか?
その大きさや見た目のほか、卵の色の変化についても調べてみました。
アゲハ蝶の卵の大きさはどの位?
アゲハチョウの卵を探すとき、いったいどんな植物の葉を探せば良いのでしょう。
アゲハチョウはミカン科の植物に産卵することが多いようです。
このため、柑橘系の植物の近くで、アゲハチョウが飛んでいるのを見かけたら、産卵の可能性があるそうです。
卵の大きさは、1mmほどで、一粒ずつ産卵していくそうです。
柔らかい若葉に、1mm程度の卵を見つけたら、アゲハチョウの卵の可能性があるそうです。
アゲハ蝶の卵の色が変わる?黒くなるって本当?
アゲハチョウの卵の色は、産み付けられてすぐのときには、白みがかった黄色をしていますが、時間が経つにつれて、徐々に色が濃くなっていくそうです。
そして、孵化のときが近づくと、黒色の卵になるそうです。
その理由は、卵の中にいる、幼虫の体の色が透けて見えるためのようで、卵自体の色と言うよりも、中の幼虫の色ということになります。
また、孵化する前に黒くなると紹介しましたが、黒い卵になっても孵化することなく、2日~3日経ってしまった卵は、そのまま孵化できないものになってしまっている可能性もありますので、いつごろから黒い卵になったのかを、観察しておくと良いそうです。
まとめ
アゲハチョウの卵を見つけるのは、とても大変そうですね。
柑橘系の植物の葉に付いている1mm程度の卵を、葉の裏などを観察しながら見つける必要があるそうです。
近くに、アゲハチョウの成虫が飛んでいたら、その周辺の葉は卵が産み付けられている可能性が高いそうなので、隅々まで探してみてください。
また、卵の色によって、いつごろ産み付けられ、いつごろ孵化するのか、おおよその見当が付くそうです。
卵の状態も良く観察すれば、ちゃんとした変化が見られるそうなので、毎日のチェックを欠かさずしてみてください。
孵化の瞬間に立ち会えたら感動ですね。