アゲハ蝶の幼虫はミカンなどの柑橘系の木にいるところをよく見かけるかと思います。

山椒の実はスパイスとして使用され、葉にも独特な臭いがありますよね。

ですが、たまに山椒の葉にアゲハ蝶の幼虫がいるところを見ることがありますよね。

アゲハ蝶の幼虫は山椒を食べるのでしょうか?

ここではアゲハ蝶の山椒での育て方についてご紹介します。

アゲハ蝶 育て方 幼虫 山椒

アゲハ蝶の育て方!山椒編

アゲハ蝶はミカン科の植物の葉を餌として食べることが多いようです。

山椒もスパイスとして使用されますが、実はミカン科の植物になります。

ですので、ミカン科の食物を餌としているアゲハ蝶の幼虫は、山椒でも育てることができるのです。

育て方としては、アゲハの幼虫と山椒を同じ飼育ケースに入れるだけです。

毎日山椒を取り換えて、糞の掃除をしましょう。

何度か脱皮を繰り返し、緑色の5齢幼虫になったら蛹になるまであと一息です。

山椒の葉を食べなくなり、大量の下痢便をしたら蛹になる準備をするので、ケースの中に木の枝などを立てかけてあげ、蛹になる場所を作ってあげます。

蛹になっている途中は絶対に触らないようにしてくださいね。

アゲハ蝶の幼虫の期間は20~30日程で、蛹の期間は1週間から10日程になるようです。

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アゲハ蝶の幼虫!山椒を食べる種類は?

アゲハ蝶の幼虫は山椒を食べる、と言っても、山椒などのミカン科の植物を食べない種類だと山椒も食べません。

山椒などのミカン科の植物を食べるアゲハ蝶の幼虫は、クロアゲハやナミアゲハ、モンキアゲハやカラスアゲハになるようです。

アゲハ蝶の幼虫は生まれてすぐに食べた葉っぱや、食べ慣れた葉っぱしか食べない、ということが多いようなので、山椒から急にミカンの葉に切り替えなくていけない、なんてことが起きないように、餌の確保をしておきましょう。

もし山椒が足りなさそうに感じたら、早めにミカンなどの葉を入れ、どちらも食べるように飼育してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

ここではアゲハ蝶の育て方についてご紹介しました。

アゲハ蝶の幼虫は山椒だけでなくミカンやレモン、キンカン、ゆずなどの葉も食べます。

大きくなると今までの餌と違うものを拒否することが多くなるようなので、餌が足りなさそうな場合は、小さいうちから他の葉も食べるように飼育することをおすすめします。

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