蝶を見る機会は昔に比べてかなり頻度が減ったように思います。

カラスアゲハという綺麗な蝶をご存知でしょうか。

光の加減で翅が青や緑に輝く蝶です。

そもそも黒い蝶は妖艶なイメージがありますよね。

童話や映画に出てくる黒い蝶の位置づけも妖艶さの表現であったりしますよね。

今回は黒い蝶の中でも綺麗なカラスアゲハに着目して、カラスアゲハが見つかる場所についてご紹介したいと思います。

カラスアゲハ 分布

カラスアゲハの分布は?見つけよう!

あまり意識したことはないかもしれませんが、カラスアゲハは北海道、本州、四国、九州、沖縄まで全土に分布しています。

知らぬうちに見ている可能性もありますよね。

本州南部では年に2、3回発生し、4月から9月頃に見ることが出来ます。

ここまでご紹介した内容であれば、日本全土に生息していて、4月から9月まで見ることができるとなると、結構見るチャンスが多そうな感じがします。

しかし、どこにでもいるのか?というとそうではありません。

当たり前ではありますが、カラスアゲハが生息しているところは、カラスアゲハにとって食糧があるところとなります。

シバザクラ、レンゲツツジ、ツツジ、ユリやアザミなどの花を吸蜜しますので、食糧となる花が少ない都会ではなく、郊外であれば見ることができると思います。

また、川岸などの水気を含んだ砂地にも飛来して給水することもあるようです。

カラスアゲハは、本州では年2回、九州では年3回程世代を繰り返すと言われています。

成虫であればミカン科の樹に産卵しますので、幼虫を見たい方や調べてみたい方はミカン科の樹を見ていただければ見つかりやすいかと思います。

但し品種改良したミカン科は好まないようなので、ミカン科であればいい、ということでもなさそうなので注意が必要です。

幼虫はミカン科の葉っぱを食べながら育ちます。

近くに該当する樹があれば是非見てみてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

蝶を見る機会は昔に比べて減ったといえど、生息地域や発見の条件を見てみるとまだまだ出会えるチャンスはあることがお分かりいただけるのではないかと思います。

都心部では残念ながら難しいかもしれませんが、郊外やカラスアゲハの大好きな花が沢山あるエリアに行った時は是非探してみてください。

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