春になると真っ白なモンシロチョウが、ひらひらと飛ぶ姿をよく見かけますよね。

そんな一般的にも良く知られているモンシロチョウですが、どんなふうに成長し生きているのかはあまり知らていないようです。

そこで今回は、モンシロチョウの一生と成長の期間について説明したいと思います。

モンシロチョウ 一生 成長

モンシロチョウの一生とよく見られる季節

モンシロチョウは、日本では全国各地の野原や畑などで普通に見ることのできる蝶の一種です。

春になり気温が上がる3~4月頃から、10~11月頃までの長い期間見ることができるそうです。

3月~4月頃に見られる成虫は、秋に蛹になりそのまま越冬し成虫になったと考えられています。

成虫の期間は主にストロー状の口で花の蜜を吸って栄養を摂り、この間に産卵を行うそうです。

その卵が孵化してアオムシと呼ばれる幼虫になり、アオムシは蛹になり、さらに羽化し成虫になるとされています。

その繰り返しを、暖かい地方では年に4~5回、寒い地方では年に2~3回ほど行うそうです。

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モンシロチョウの成長にかかる期間

では、モンシロチョウは一体どれくらいの期間で成長するのでしょうか?

まず、モンシロチョウはキャベツなどのアブラナ科の野菜の葉の裏側に卵を産み付けるそうです。

その卵は1週間ほどで孵化し、生まれた幼虫はまずは自分の卵の殻を食べ、その後キャベツなどの葉を食べて成長するにつれ緑色になり、よく見られるアオムシの状態になるとされています。

アオムシは4回脱皮を繰り返し大きくなり、2~3週間かけて最終的には3㎝ほどの大きさになるそうです。

そして蛹になり成虫になる準備に入るとされています。

蛹の期間は気温が20℃以上ある暖かい時期で1週間ほどだと言われ、その間はじっと動かずに体を作り変えているそうです。

そして羽化し、羽をもった成虫になって飛び回りますが、成虫の期間は短く約2~3週間でその生涯を終えると言われています。

まとめ

モンシロチョウは卵の時期から考えると1か月ほどで成虫になり、その後1か月程で一生を終えると言われています。

色々な場所で見られているので、長く生きていそうですが、意外と短い一生なのですね。

様々な天敵も多く、成虫になれるのはごくわずかなようですから、無理に捕まえたりせずにそっと見守ってあげたいですね。

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