モンシロチョウを飼育していると、必ず見たい場面がありますよね。
アオムシが蛹になり、羽化する瞬間を見たい人が多いのではないでしょうか?
では、モンシロチョウが羽化するタイミングは、どの位の時期で、羽化するためには、どの位の時間がかかるのでしょうか?
調べてみました。
モンシロチョウの羽化
どの時期に見られる?
モンシロチョウは、暖かい時期になると、卵から孵化して、アオムシになります。
そして、脱皮を繰り返し、成虫になるために蛹になります。
この蛹になるまでの期間ですが、気温に関係してくるそうです。
このため、暖かい時期、初夏の頃に、アオムシとなっている場合が多いようです。
気温が16℃程度の地域や時期では、蛹になるまでに、1ヶ月程度かかるようです。
同様に、24℃程度であれば、20日位。
32℃程度の場合では、2週間ほどの期間で、アオムシから蛹になるそうです。
アオムシが蛹になるためには、時間よりも気温に関係しているのですね。
羽化するまでの時間は?
モンシロチョウの幼虫が蛹になって、羽化する瞬間を待ちわびることもあると思います。
ずっと、飼育ケースの前で待ち続けていれば、そのうち、羽化するでしょうが、ずっと待っていられない人がほとんどではないでしょうか。
そこで、蛹になってから、羽化するまでの時間はどのくらいかかるのでしょうか?
春や夏の暖かい時期では、蛹になったモンシロチョウは、1週間から10日前後で羽化するそうです。
しかし、春や夏の暖かい時期しか、蛹にならない事はありません。
場合によっては、冬目前の秋に蛹になる場合もあります。
実は、この時期に蛹になった場合、そのまま冬を越すことがあるそうです。
特に、11月を過ぎて、蛹になると、蛹のまま冬を越すことが増えるそうです。
もしも、冬に羽化してしまったら、外に放すのではなく、暖かい家の中で、そのまま飼育してあげたほうが、寿命が延びるそうです。
まとめ
モンシロチョウの幼虫が、蛹になってから、暖かい時期で1週間程度あれば、羽化するそうです。
是非、蛹から出てきて、成虫のモンシロチョウになる瞬間を、自分の目で見てください。