モンシロチョウをよく見かける場所に、キャベツ畑がありますよね。
なぜ、キャベツ畑にモンシロチョウは集まるのでしょうか?
モンシロチョウの卵は、キャベツの葉に産卵されることをご存知ですか?
産卵のためにキャベツ畑に集まるのでしょうか?
また、キャベツ以外の野菜畑には、集まらないのでしょうか?
調べてみました。
モンシロチョウをキャベツ畑で見かける理由は?
モンシロチョウは、生き物である以上、子孫を残す必要があります。
そして、モンシロチョウは、キャベツの葉に卵を産むことが多いのです。
この理由は、モンシロチョウが産卵するとき、化学物質に反応して産卵するといわれています。
この化学物質をキャベツが出しているそうです。
この他にも、アブラナ科の植物にも、同じような作用があるそうです。
しかし、モンシロチョウが、キャベツを好む理由はそれだけではないようです。
モンシロチョウの好む環境が、明るくて暖かい場所です。
キャベツ畑は、日当たりが良く、好みの環境であり、しかもその場に、好物のキャベツがあれば、キャベツ畑に行かない理由がありません。
モンシロチョウの幼虫はキャベツ以外を食べないのでしょうか?
モンシロチョウの幼虫は、キャベツをいつも食べているイメージがあるかと思います。
実際、モンシロチョウの幼虫の好物はキャベツなのですが、キャベツ以外にも好物があります。
モンシロチョウの成虫が、卵を産むときに、キャベツ以外に、アブラナ科の葉にも卵を産むことがあります。
そして、このアブラナ科の葉も、モンシロチョウの幼虫にとっては好物なのです。
例えば、ダイコンやブロッコリー、ナノハナやコマツナが、幼虫の好物としてあげられるそうです。
まとめ
キャベツがモンシロチョウを集めるきっかけになっているのですね。
また、キャベツ畑自体の環境も、モンシロチョウが成長していくために適している環境のようです。
キャベツ以外にも、モンシロチョウの好物があり、アブラナ科の葉もモンシロチョウの好物のようです。
野菜を育てるときに、これらの野菜を植えると、モンシロチョウに逢えるかもしれませんね。