モンキチョウとモンシロチョウが仲良く一緒に飛んでいるなぁと思っていたら、実はモンシロチョウではなくモンキチョウのオスとメスだった!と、いうように姿がそっくりなチョウとして、モンキチョウとモンシロチョウがあげられます。
姿かたちはそっくりですが、実際にモンキチョウとモンシロチョウの違いはなんなのでしょうか?
今回は、モンキチョウとモンシロチョウの違いについてご紹介します。
モンキチョウとモンシロチョウの違いは?
モンキチョウとモンシロチョウは見た目こそそっくりですが、実は大きな違いがあります。
両者とも「シロチョウ科」のチョウですが、モンキチョウは「モンキチョウ亜科、モンキチョウ属」、モンシロチョウは「シロチョウ亜科、モンシロチョウ属」に属しています。
亜科やら属やら、文字にすればよく違いがわからないですが、ヒト科で言えば人間とオランウータンほどの違いがあります。
そして、その違いは「幼虫の時に食べる餌」にも現れていますよ。
モンキチョウはシロツメクサやレンゲなどの「マメ科の植物」を食べて育ちますが、モンシロチョウはキャベツやブロッコリーなどの「アブラナ科の植物」を食べて育ちます。
幼虫を拾ってきた時には餌の違いがあるということを忘れないでくださいね。
飛んでいるときの見た目の違いはほぼわからないとされているモンキチョウとモンシロチョウですが、止まっている時であれば見分けることもできるそうです。
基本的にモンシロチョウは、前羽の先少しに色の変化があり、黒点が2点ありますが、モンキチョウはモンシロチョウより広範囲に色の変化があり、黒点は1点です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、モンキチョウとモンシロチョウの違いについてまとめてみました。
- モンキチョウは「マメ科の植物」を食べて育つ。モンシロチョウより広範囲に色の変化があり、黒点は1点。
- モンシロチョウは「アブラナ科の植物」を食べて育つ。前羽の先少しに色の変化があり、黒点が2点。
よくよく見てみると実は違いがあるモンシロチョウとモンキチョウ。
ぜひ気をつけてご覧になってみてください!