四つ葉のクローバーを探している途中に出会ったモンキチョウの幼虫や卵。

しかし、育てているうちにモンキチョウの幼虫から寄生虫が出てきた!などということに対面する機会もあると思います。

せっかくチョウの姿がみられるかと思っても、このようなことになってしまってはとても悲しいですよね。

珍しいことかと思いきや、寄生されることはそんなに珍しいことではないそうですよ。

今回はモンキチョウの幼虫に寄生する生物は何?

また、寄生されないようにする対策についても併せてご紹介します。

モンキチョウ 幼虫 寄生

モンキチョウの幼虫に寄生するのは?

モンキチョウの幼虫に寄生する生物は、実は同じ昆虫!

アオムシコマユバチなどで知られる「コマユバチ類」、モンキヤドリバエなどで知られる「ヤドリバエ類」などがあげられます。

幼虫の栄養分を奪って寄生虫は成長し、最終的には身体の内側から食い荒らしてしまいます。

幼虫の状態で外に出てくるものもあれば、蛹になったあと殻を破り出てくる寄生虫もいますよ。

孵化したあと、身体の一部が黄色く変色している部分のあるモンキチョウは確実に寄生されているようです。

寄生虫対策としては、春に卵を採取することや、卵の状態で見つけることがあげられます。

寄生虫はある程度幼虫が成長してから寄生することが多いため、卵の状態で持ち帰ることができれば寄生されている確率は減るでしょう。

また、コマユバチ類の場合は夏に活動が盛んになるため、春にはあまり見られません。

逆に、夏には高確率で寄生されているようですので、連れ帰る際には気をつけましょう。

特に解放飼育の場合、家で飼育する際に植木鉢を窓際の日当たりがいい場所に置いていることもあるのではないでしょうか。

窓を開けているとふらっと虫が立ち寄り卵を産み付けてしまう可能性があるため、飼育場所にも気をつけてあげましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はモンキチョウの幼虫に寄生する生物は何?

また、寄生されないようにする対策についてまとめてみました。

モンキチョウの幼虫は「コマユバチ類」や「ヤドリバエ類」に寄生されることがあり、対策としては卵の状態から拾ってきて飼育することだということがわかりました。

幼虫が立派で綺麗なモンキチョウになってくれるといいですね!

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