成虫になると、とても綺麗なアゲハチョウ。
つい見入ってしまいますよね。
そんなアゲハチョウを飼育するとき、卵から孵化するまでは、どのように飼育してあげれば良いのでしょうか。
アゲハ蝶が卵から孵化するまでの飼育の仕方は?
通常、アゲハチョウは卵が葉に産み付けられてから5日ほどで孵化すると言われています。
卵からアゲハチョウを飼育する場合には、まず卵を見つけなくてはいけません。
葉っぱに産み付けられている卵を見つけたら、卵だけでなく葉っぱごと持ち帰るようにしてください。
この葉っぱは、卵が孵化した後に、そのまま餌になります。
飼育の方法は、とても簡単で、見つけた卵を葉ごと飼育ケースに入れます。
この飼育ケースは、大きなものでなくても大丈夫です。
この飼育ケースの下に、ティッシュなどを敷いておくと、糞を掃除するときに楽になります。
このまま、5日~7日程度待てば、卵は孵化して、幼虫が葉っぱを食べ始めるのではないでしょうか。
アゲハ蝶が卵から孵化する時期の変化と環境は?
実は、アゲハチョウの卵が孵化するには、気温が関係していると言われているそうです。
通常卵が産み付けられてから孵化するまでに5日ほどと紹介しましたが、この時期の気温が低い場合には、7日ほどかかるそうです。
また、産み付けられた卵の様子も、時間が経つにつれて変化していくそうです。
産み付けられたばかりの卵は、白みがかった黄色をしています。
しかし、日にちが経つと、その色が徐々に変化して色が濃くなっていくそうです。
最終的に、孵化が近づくと黒色の卵になるそうなので、孵化の瞬間を観察したい場合などには、卵の色の変化に注目していると、孵化に立ち会うことができる場合があるそうです。
まとめ
アゲハチョウの卵を孵化させるための飼育方法というと、少し難しく考えてしまうかもしれませんが、もともと、卵には、幼虫になる栄養が含まれています。
そのため、人間が手を加えなくても、暖かく見守ってあげるだけで、孵化することができます。
卵を見つけることが難しいかもしれませんが、見つけることができたら、そっと見守ってあげましょう。