キャベツやアブラナ科の野菜を育てていると、黄色い小さな卵を見つける事がありますよね。
その卵は、きっとモンシロチョウの卵です。
モンシロチョウの卵が孵化すると、アオムシになって、野菜の葉を食べてしまいます。
そうなる前に、卵の時点で駆除できる農薬はあるのでしょうか?
調べてみました。
モンシロチョウの卵を農薬で駆除することができるのでしょうか?
実は、モンシロチョウに限らず、卵の駆除に効く農薬は、ほとんど存在しないそうです。
では、このまま諦めるべきなのでしょうか?
そんな事はありません。
卵を駆除できなくても、青虫に葉を食べられる被害は、軽減することができるのです。
青虫に効く農薬は数多く販売されているため、それらの農薬を使って、青虫を駆除し、野菜の葉を食べられる被害を軽減する方法があります。
モンシロチョウの卵を見つけたら、見つけた卵は、手で取り、廃棄します。
しかし、発見できない卵が存在すると考えられます。
そこで、農薬の出番です。
しかし、すぐに塗布しても、卵には効き目が期待できません。
モンシロチョウの卵は、孵化までに約7日間必要と言われています。
そのため、孵化すると思われる日に合わせて、農薬を塗布してあげるのです。
また、農薬によって、効き目の効果が持続する期間が異なります。
効果の持続力は、14日や20日など様々で、塗布の仕方によっても異なってくるようです。
使用する農薬の説明書を参考に、塗布する時期も決めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
残念ながら、モンシロチョウの卵を駆除するための農薬は、あまり存在しないようです。
卵を自分で見つけて、摘み取っていく方法が、一番確実なようです。
しかし、目的が、野菜の葉の保護であれば、卵が孵化した後のアオムシを駆除することで、効果が期待できるのではないでしょうか。
ただし、農薬は毒物です。
使い方や使用期間を守り、正しく使わないと、その野菜を食べる人間にも害を及ぼしてしまいます。
収穫の何日前まで、農薬を使用して良いのかという決まりもあるそうです。
用法を正しく守って使用しましょう。