これからアゲハチョウを卵から飼育しようとする人や、柑橘系の食物を栽培している人にとって、アゲハチョウが、いつ、どんな木に産卵するのかは、注目するところではないでしょうか。
飼育しようとする人は、卵を見つけて持ち帰らなくてはいけませんし、食物を栽培している人は、卵を産み付けられないように対策を施さなくてはいけません。
そこで、アゲハチョウは、いつどんな木に産卵するのか調べてみました。
アゲハチョウの産卵の時期はいつ?
アゲハチョウが産卵する時期は、実は年1回ではないそうです。
通常1年間に3~4回産卵の時期があるそうです。
アゲハチョウの成虫を見かけるのは、暖かくなり始める3月頃から、寒くなる前の10月頃までです。
この間3~4回は産卵の時期があるそうです。
アゲハチョウは通常2~3ヶ月程度で成虫にまで成長し、成虫の短い間に産卵を行うため、年に3~4回も産卵の時期があるそうです。
アゲハ蝶の産卵はどんな木を好む?
では、アゲハチョウはどんな木に卵を産み付けることが多いのでしょうか?
卵から孵化したアゲハチョウの幼虫は、当然ですがまだ飛ぶ事ができません。
そのため、孵化した場所の葉っぱを食べて大きく成長します。
アゲハチョウは、ミカンやレモンといった柑橘系の植物に産卵することが多いそうです。
しかも、硬い葉ではなく、新しく柔らかい葉を選んで産卵を行うそうです。
成虫のアゲハチョウは、幼虫がどの葉を好んで食べるのかがわかるそうです。
実は、アゲハチョウのあしの先端に、葉っぱの味輪わかる器官が備わっているのではないかと言われています。
この器官で、どの植物に産卵するべきかを見極めているとも言われています。
まとめ
アゲハチョウの小さな卵を見つけるのはとても難しいですよね。
そこで、説明してきたように、いつどんな葉に産卵するのかをある程度知っておけば、アゲハチョウの卵を発見できる確率も増えるのではないでしょうか。
暖かい時期の柑橘系の柔らかい葉っぱを捜してみてください。
アゲハチョウの卵を発見できるかもしれません。