ひらひらと綺麗に舞うアゲハチョウはとても綺麗ですよね。
アゲハチョウを英語でなんと言うか知っていますか?
さらにその意味や名前の由来を知るとアゲハチョウのことをもっと魅力的に感じられるかもしれないです。
アゲハチョウは英語で何ていう?その意味は?
アゲハチョウを英語では「swallowtail butterfly」(スワロウテイル バタフライ)といいます。
アゲハバタフライ?と思っている人も多いようですが確かに日本人同士なら通じそう。
でも正しくは違います。
元々スワロウテイルには「ツバメの尻尾」という意味があり、ツバメの尻尾のように(2つに)細長く伸びている特徴のことを言います。
上着のおしりの部分が2つに分かれていて細長くなっている燕尾服は漢字にもツバメが入っていますし、英語では「a swallow tailed coat」(ア スワロウテイルドゥコート)と言ったりもします。
それと同じくアゲハチョウの羽も下の部分にいくと細く2つに分かれているのが分かります。
アゲハチョウの名前の意味もツバメの尻尾の見た目から来ているのですね。
アゲハチョウの名前の由来はなに?
アゲハチョウは漢字で書くと「揚羽蝶」と書きます。
この「揚」という漢字が使われた理由として、花の蜜を吸うときに「空に向けて羽を揚げて震わせながら吸っている様子から」と言われています。
実際にその様子をみてみると確かに大きく空に向かって震わせています。
気になった方はぜひ調べてみてください。
他にも説はあるのでざっと紹介します。
ひらひらと舞う様子が「空に揚がっているように見える」ことからアゲハチョウと呼ばれるようになりました。
昔、着物の裄(肩幅の袖幅を合わせた寸法)を長めにお仕立てし、その余った部分をたたんで縫うことを「揚げ」と呼びました。
アゲハチョウが花の蜜を吸うときに羽を揚げて吸う様子を着物の揚げと見立て、アゲハチョウと呼ばれるようになりました。
「揚げる」という漢字には華やかに遊ぶという意味があり、大きく美しい羽を舞う姿見立ててアゲハチョウと呼ぶようにうなりました。
「芸者を揚げてあそびましょう」などと言いますね。
そのあそび方をアゲハチョウが自由に舞っている様子に見たてたのでしょうね。
まとめ
アゲハチョウが蜜を吸うときの様子からというものに一番信憑性があると思いますが、どの由来も縁起がよく感じます。
アゲハチョウはきっと縁起のいい蝶々なのでしょうね。