アゲハ蝶の餌は花の蜜ですね。
ただ、飼育するとなると花の蜜を毎日与えるのは難しそうです。
アゲハ蝶を飼育する場合には、花の蜜はどうやって与えていけばいいのでしょうか?
調べてみました。
アゲハ蝶に与える蜜は?
アゲハ蝶の餌といえば花の蜜ですから、アゲハ蝶を飼うのなら「当然、餌は花の蜜を調達しなければいけないのではないか?」
こんなふうに思われている人も多いのではないでしょうか。
ところが、実は、アゲハ蝶は花の蜜以外でも甘い液体なら食べてくれるのです。
そのため、自宅でアゲハ蝶を飼うのなら、餌としては花の蜜ではなくこんな甘い蜜を与えるのがおすすめになります。
- 砂糖水:ごく薄い砂糖水を作ります。甘さは人がなめて少し甘さを感じる程度に調整しましょう。
- ハチミツ水:ハチミツを水で8~10倍程度に薄めます。
- 昆虫用ゼリー+水:カブトムシなどの餌である昆虫用ゼリーから出る汁を水で薄めます。
- ポカリスエット+水:ポカリスエットを少し水で薄めます。
アゲハ蝶に与える餌は、甘さは人間の感覚で少し甘さを感じる程度に調整することが大切です。
甘すぎると、これが原因でアゲハ蝶が体調を悪くして亡くなってしまうこともあります。
甘さは慎重に調整してみてくださいね。
作った蜜の与え方は、まずはティッシュに蜜をしっかりとしみこませます。
次にアゲハ蝶のはねをつまみ、ティッシュの上に置きます。
アゲハ蝶の感覚器官は足の先にありますから、こうすることで甘い蜜があることに気がつき吸ってくれるようになります。
蜜を吸い始めたらアゲハ蝶のはねから指を離しても大丈夫です。
もし、ティッシュの上に置いても蜜を吸わないようなら、つまようじなどの先の細いものでアゲハ蝶の口吻をやさしく伸ばしてあげてください。
アゲハ蝶が蜜を吸う時間は、大体1~2分程度です。
蜜を与える頻度は、1日に1回与えるのでOKです。
まとめ
アゲハ蝶の餌は意外と身近な物で作れます。
アゲハ蝶を飼うとなると、「餌が大変かも」と案じていた人は少しほっとしたのではないでしょうか。
甘さの調整にだけ気をつけて、色々な蜜を作ってみてくださいね。
アゲハ蝶にも好き嫌いがあるかもしれませんね。