日本には約240種類の蝶が生息しているといわれています。

国蝶にしていされている蝶もおり、日本ではオオムラサキという蝶が指定されています。

蝶は自然に飛んでいるのを見たりすることはありますが、自宅で飼育する事もできます。

卵の状態から育てたり、幼虫を育てたり、成虫を捕まえて楽しむなど様々な飼育で楽しめるそうです。

オオミスジという蝶は、日本原産の蝶で、ミスジチョウの一種です。

ミスジチョウはアジア圏などにも生息している種類ですが、日本にのみ生息しているオオミスジチョウとは一体どんな蝶なのでしょうか?

オオミスジ 飼育

オオミスジの特徴

オオミスジチョウは、タテハチョウ科のイチモンジチョウ亜科に属している亜種のひとつで、日本が原産になっている種類です。

ミスジチョウは、中央アジアや台湾の熱帯地域などに生息しており、日本でも北海道の屋久島から九州あたりまで生息していますが、オオミスジは北海道の一部と本州の中部地方までに生息しており、北海道でも南の方にしか生息していないそうです。

オオミスジチョウは、ミスジチョウに分類されている種類では日本で最大の大きさで、ミスジチョウとの違いは3本ある白い帯の模様の一番上の帯にギザギザの模様があるのが特徴になっています。

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オオミスジの飼育方法

オオミスジチョウは、自宅でも飼育することができます。

大きめのケースに入れて生息をすることもできますが、成虫の場合は硬いケースで羽を傷つけてしまう事もあるそうなので、羽を傷つけないように柔らかい布などをケースの周りに敷いておくとよいそうです。

卵や幼虫から飼育する場合は、ミスジチョウの幼虫とはエサが違うので注意が必要が必要です。

ミスジチョウは、ハギやフジなどのマメ科をエサとしますが、オオミスジの幼虫は、ウメやスモモなどのバラ科の葉をエサとします。

成虫の場合は花の蜜などをエサにしますが、飼育をする場合は水に砂糖や蜂蜜、カルピスなどを薄めて人間が感じる甘さよりもかなり薄いものを作り、蝶の口となるストローな部分を丁寧にピンセットなどで伸ばしてあげてエサを吸わせるようにしましょう。

飲み始めてくれれば、羽を抑えなくてもよくなります。

エサは1日に1回程度の頻度で与えるようにしましょう。

まとめ

オオミスジチョウは日本原産の種類の蝶で、北海道の南部から中部地方にかけて生息しています。

飼育をする場合は、羽を傷つけないようにケースに布などを敷いて、止まり木などを設置してあげたり広いスペースを作ってあげたりするのがよいそうです。

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