蝶は、世界中に生息している昆虫で、服の柄やロゴマークになるなど世界的に人気のある昆虫です。

日本でも蝶の種類は約240種類が生息されているとされており、国の代表的な蝶としてオオムラサキという蝶が指定されています。

ミスジチョウという種類の蝶はシベリアなどの寒い地域から中央アジアやインドシナ半島、台湾などのアジア地域に広く生息している蝶の種類で、日本にもミスジチョウは生息しています。

その中でもオオミスジと呼ばれている種類のミスジチョウは日本にしか生息していないそうです。

そこで、オオミスジチョウという種類の蝶の特徴について紹介していきたいと思います。

オオミスジ 幼虫

オオミスジチョウの特徴

オオミスジチョウは、イチモンジチョウ亜科のミスジチョウに属している蝶で、日本原産の亜種とされています。

日本に生息しているミスジチョウの中では最大の大きさのサイズとなっております。

ハネの模様は黒褐色のハネをベースに白い帯が右と左に水平に3本あるのがミスジチョウの特徴で、オオミスジチョウにも同じ模様がありますが、前翅とよばれている上部のハネにある白い帯がギザギザしているのがオオミスジチョウの特徴となっています。

ミスジチョウの中でもやや南側に生息しており、北海道の南西から琵琶湖のあたりまで生息が確認されているそうですが、北海道では目撃例が少ないそうです。

主に山地に生息しており、山頂ではなくふもとあたりで活動をしており、住宅となっている人が多い場所でも目撃例はあまりないようです。

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オオミスジの幼虫の特徴

ミスジチョウの幼虫は茶色い身体をしており枝や枯れ葉などに擬態をしており、幼虫のまま冬を越します。

コミスジなどのミスジチョウの幼虫は、クズやハギなどのマメ科の植物を食べて成長していきますが、オオミスジの幼虫は、ウメやアンズ、スモモなどのバラ科の植物を食べるそうです。

まとめ

オオミスジチョウは国内が原産の亜種で、国内では最大の大きさのミスジチョウになります。

幼虫は同じミスジチョウとはエサが異なり、ウメやアンズなどのバラ科の植物の葉を食べるのが特徴です。

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