蝶になって、ヒラヒラユラユラ飛ぶ姿がとても美しいアゲハチョウですが、その卵は柑橘系の植物に産み付けられることが多いようです。
アゲハチョウが好きな人には良いかもしれませんが、柑橘系の食物を育てている人にとっては、厄介な相手ですよね。
そこで、このアゲハチョウの卵の駆除方法について調べてみました。
アゲハ蝶の卵を駆除する方法は?
まずは、アゲハチョウがどんな時期に、どんな葉っぱに卵を産み付けるのかということです。
アゲハチョウの産卵は、春の暖かい時期から始まり、みかんなどの柑橘系の若く柔らかい葉っぱに一粒ずつ卵を産み付けていくそうです。
このアゲハチョウの卵を駆除する前に、産み付けられないような対策を行うと良いそうです。
対策方法としては、防虫ネットで覆うことが多いそうです。
防虫ネットは、あまり目の細かいものであると、風通し等が悪くなるため、少し目の大きいものを選ぶと良いそうです。
目が大きくても、アゲハチョウにとっては邪魔になるため、なかなか止まることができなくなるそうなので、効果は期待できます。
また、駆除するために農薬を使うことも多いそうです。
農薬の種類は、ベニカ水溶剤が使い勝手が良く、人気があるそうです。
このベニカ水溶剤は、アブラムシにも効果が期待できるそうなので、良いかもしれませんね。
この他にも、大規模な農場のような場合には、ネオンコチノイド系のモスピラン水溶剤がおすすめのようです。
しかし、殺虫剤や農薬に抵抗がある人もいると思います。
また、これらの薬品を使うと、アゲハチョウの天敵も一緒に駆除してしまう可能性もあるため、農薬は極力使いたくないという人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、自分自身の目で探して、アゲハチョウの卵や幼虫を発見するたびに、指で取っていくしかないそうです。
とても根気の要る作業ですが、最も確実な方法かもしれませんね。
まとめ
綺麗でかわいいアゲハチョウですが、中には嫌う人もいるのではないでしょうか。
そんな時は、防虫ネットや農薬が手軽で便利なようです。
しかし、農薬に抵抗がある人は、植物の葉に、卵や幼虫を見つけるたびに、自分自身で駆除をするしかないようです。
植物の規模や、自分の目的と照らし合わせて、最適な駆除方法を検討してみてはいかがでしょうか。