モンシロチョウの幼虫は青虫と呼ばれています。
今回はモンシロチョウの幼虫について注目し紹介していきます。
モンシロチョウは捕まえやすいため飼育する人が多い幼虫です。
もし子供が居る方はモンシロチョウの幼虫を飼育してみてはいかがでしょうか。
今回は脱皮の回数や大きさなどを紹介していくのでぜひチェックしていって下さいね。
モンシロチョウの幼虫の脱皮回数は?
モンシロチョウの幼虫は脱皮を行います。
脱皮は何回行うのでしょうか?
脱皮回数は?
モンシロチョウの幼虫は、幼虫の間に4回も脱皮を行います。
なぜモンシロチョウの幼虫は脱皮を4回も行っているのか。
幼虫は成長するにつれどんどん大きくなります。
幼虫は体の外側にある硬い皮によって守られているのですが、この硬い皮は伸びることがありません。
そのためどんどん大きくなる幼虫にこの皮は対応しきれなくなります。
そのためモンシロチョウの幼虫は大きくなるにつれ脱皮を行っていくのです。
モンシロチョウは脱皮をする直前はあまり動かなくなります。
そのため飼育している幼虫が動かなくなってしまった場合には触らないようにしましょう。
頭部の後ろ側がくびれてきて動かなくなった場合は脱皮前の可能性が高いです。
この時に触ってしまうと脱皮がうまくいかず失敗してしまうのだそうです。
モンシロチョウの幼虫は脱皮に失敗すると亡くなってしまいます。
そのため脱皮前の様子を知っておくことはとても大切なこととなります。
モンシロチョウの幼虫の脱皮した後の大きさは?
4回脱皮するということを紹介しました。
1回脱皮するごとにどんどん大きくなっていきます。
最初の幼虫の大きさは約4㎜程度です。
1回目の脱皮が行われた後は約7㎜程度、2回目の脱皮が行われた後は約11㎜、3回目の脱皮が行われた後は約18㎜、4回目の脱皮が行われた後は約27㎜となります。
脱皮のたびに大きくなっていく様子が分かりますね。
ちなみに、脱皮した後の硬い皮は全部モンシロチョウの幼虫が食べてしまいます。
モンシロチョウの幼虫が脱皮した皮を食べてしまうのには理由があります。
敵に自分の存在を知られないようにするためなんだとか。
脱皮したばかりの皮があると、近くに幼虫が居ることがバレてしまいます。
モンシロチョウの幼虫は動きがゆっくりなので敵に見つかってしまうと捕まってしまう可能性が高いです。
まとめ
モンシロチョウの幼虫の脱皮について紹介していきました。
- モンシロチョウの幼虫は4回脱皮を行う
- 大きくなる幼虫の体の大きさに皮が対応しきれなくなるため脱皮を行う
- 脱皮に失敗してしまうと幼虫は亡くなってしまうので触らないように
- 脱皮をするたびに大きくなる
- 脱皮した後の皮は自分で食べてしまう
いかがでしたか?
モンシロチョウの幼虫は飼育している人が多いです。
脱皮を行う前は注意しなければならないので、しっかり頭に入れておいて下さいね。