皆様は小さい頃、動物の飼育をした覚えはありますか?
ハムスターなどの小動物も多いと思うのですが、チョウの飼育の一番の利点は「手軽さ」です。
大袈裟な設備もいらないうえ期間も短く、特にチョウは幼虫から成虫になったときの姿がものすごく変わるため、お子様もきっと感動すると思いますよ!
今回はモンキチョウの幼虫の飼育方法や餌についてをご紹介します。
モンキチョウの幼虫の飼育方法は?
モンキチョウの幼虫の飼育方法としては、密閉容器(タッパーやジップロックなど)で育てる方法が一つと、植木鉢などにクローバーを植え、その上で幼虫を育てる解放飼育の2種類があります。
密閉容器の場合は逃げることはありませんが、夏の時期に環境が悪化しやすく、病気にかかりやすいというデメリットもあります。
その点、解放飼育では環境が悪化する心配はないがクローバーを多めに植えておかなければ、逃げ出してしまう可能性があります。
お住まいの環境や時期などによって選んで頂ければと思います!
密閉容器の場合はキッチンペーパーをしいた上に少し多めのクローバーを置いた環境で幼虫を育てます。
掃除する場合はキッチンペーパーごと取り替え、クローバーもその都度新しいものに交換してあげると安心です。
解放飼育の場合はクローバーを植えた植木鉢の上に幼虫を乗せてあげましょう。
モンキチョウの幼虫はとても小さいため、傷んだクローバーを取り除く際に一緒に捨ててしまわないようよく見てあげてくださいね。
いずれの場合も直射日光や湿気は避け、こまめな掃除で飼育環境を不衛生にしないということが最も重要です。
モンキチョウの幼虫の餌は?
モンキチョウの幼虫の餌は、「シロツメクサ」や「アカツメクサ」、通称「クローバー」と呼ばれる葉を食べます。
孵化したばかりのときは、できるだけ新芽の柔らかい部分を与えるようにします。
密閉飼育の場合、餌が古くなったり、量が足りないと幼虫が弱る原因となってしまいますので、新鮮なものを少しだけ多めに入れておいてあげてくださいね。
シロツメクサは特に育てることも難しくないため、モンキチョウの餌用に植木鉢で繁殖させてもいいかもしれません。
卵から飼育しているモンキチョウ。
終齢幼虫になりました。 pic.twitter.com/0HbXTPUDRT— 蝶の図鑑(j−nature.jp) (@jnaturejp) 2015年6月15日
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はモンキチョウの幼虫の飼育方法や餌についてをまとめてみました。
モンキチョウはクローバーを食べ、直射日光があたらない暖かい場所で衛生的に育てる必要があるということがわかりました。
幼虫はとてもデリケートです。
飼う場合は気をつけてあげましょう。