モンシロチョウやアゲハチョウは、蝶々の中でもよく耳にする名前です。
それぞれにはどのような違いがあるのでしょうか。
モンシロチョウとアゲハチョウの違いとそれぞれの特徴とは?
モンシロチョウとアゲハチョウは、同じくらいの知名度がありますが、それぞれに違いがあり、魅力があります。
モンシロチョウとアゲハチョウはどのように違うのでしょうか。
モンシロチョウの特徴について
モンシロチョウは、名前の通り白い羽をしているのが特徴的です。
春から秋にかけて、日本全国に広く分布しています。
モンシロチョウは独特の匂いを持つ菜の花を好んで集まります。
幼虫から育てたい場合には、キャベツなどの菜の花と同じアブラナ科の植物で出会いやすいと言われているのですが、専門農家などのキャベツ畑では、農薬が使われているので、モンシロチョウの幼虫が見られることはありません。
モンシロチョウは夏型と春型の2つに分かれており、春型は夏型に比べて黒い紋が薄い事が特徴です。
また、日光のよくあたる広い場所に集まりやすいようです。
モンシロチョウは人間には見えない紫外線が見えると言われており、紫外線を利用して、モンシロチョウのお酢を識別すると言われています。
人間には紫外線は見えませんが、モンシロチョウには人間が当たり前のように見ている「赤」が見えません。
モンシロチョウの幼虫が孵化をすると、自分が入っていた卵の殻を食べ始めます。
また、モンシロチョウが成長過程で蛹になる際には、緑色と黒色の2種類に分かれるのだそうです。
アゲハチョウの特徴
北海道から南西諸島まで全国と台湾や中国などのアジアにも多く分布しています。
モンシロチョウ程あまりお目にかかれないようです。
地域にもよりますが3~10月くらいまで成虫がみられ、草原や畑など、日当たりのいい場所を好みます。
住宅街や街中でも、自然が多いところでは普通に見るようです。
モンシロチョウの羽が全体的に白いのに対し、アゲハチョウの羽はすごく鮮やかで、全体的に模様がついています。
まとめ
見ても分かるように、モンシロチョウとアゲハチョウの見た目は全然違いますが、どちらも魅力あふれる蝶々です。