日本では沖縄以外全国各地で見ることができるルリシジミ。
見たことがある人も多いのではないでしょうか。
みなさんはルリシジミの蛹を見たことがありますか?
今回はルリシジミの蛹の生態や特徴について紹介していくので、ルリシジミについてもっと知りたい!という方はぜひチェックしていって下さいね。
ルリシジミの蛹の生態ついて
ルリシジミの蛹の生態について見ていきましょう。
どのようにして生きているのでしょうか。
越冬は蛹の状態で行う!?
ルリシジミは冬になると越冬を行います。
ルリシジミは花の蜜を吸って生きているのですが、冬になると餌となる花が枯れてなくなってしまいます。
餌がなければ生きていくことはできませんよね?
そのためルリシジミは蛹になって越冬を行うのです。
蝶によって越冬の仕方は異なります。
蛹ではなく卵になったり幼虫になったりする蝶もいます。
ルリシジミは越冬を行う時は蛹になるのですが、なぜ蛹になるのか気になりますよね。
実は蛹で居る状態の時には餌は必要としないのだそう。
そのため餌がない冬でも、蛹の姿になることで生き延びることができるのですね。
しかし蛹の状態はとても無防備な状態なんだそう。
敵に狙われやすいんですね。
蛹になったルリシジミの中には敵に食べられてしまって冬を越すことができない個体も居るのだそうです。
ルリシジミの蛹の特徴について
ルリシジミの蛹がどのような特徴であるのか見ていきましょう。
ルリシジミの蛹はどういう見た目なの?
ルリシジミの蛹の特徴ですが、褐色をしています。
木の枝などにぶら下がっていたら蛹かどうか分からないような色合いをしているのが特徴です。
ルリシジミの蛹はころんとした楕円形をしています。
なめくじのような姿なので、なめくじかと見間違える人もいるかもしれませんね。
まとめ
今回はルリシジミの蛹の生態、そして特徴について紹介していきました。
- ルリシジミは蛹の姿で越冬を行う
- 蛹で居る状態の時は餌を必要としない
- 無防備な状態なので敵にやられることも
- 敵から身を守るためか自然界で目立たない色をしている
- 一見なめくじのように見える
いかがでしたか?
ルリシジミの蛹について知ることができましたね。
もし冬にルリシジミの蛹を見つけたとしても触ったりしないようにして下さいね。